いそいそ/文学部生の短歌と日記

短歌とそのほかです

久しぶりの電車!

お、おお。驚いています。実に二ヶ月ぶりの電車です。速いし明るいしきれいだ。とても新鮮な感じがします。

 

まずこんな速さで移動するのが久しぶりです。発車したとき、慣性に耐えられないかと思いました。目まぐるしく変わる車窓風景に、ついていくのがやっとです。

 

そしてなんだか明るい。中途半端な時間だからか、外はまだ明るいのに、車内は電気がついています。家の明るさに慣れていたためでしょう。

 

で、きれいな感じがします。もちろん明るいせいもあるでしょう。でも、なんか違う。そう思って見回したら、車内広告がまばら、というかほとんど無いんですね。びっくりしました。見える限りでは、日本盲導犬協会と、京王電鉄の吊り広告があるだけです。なんていうんでしょう、あの、天井に貼られる斜めの広告はありません。

それで、明るく感じる部分もあるんだと思いました。広告がないところは、白い壁が露出して、光を反射します。で、明るい。

 

なるほど。

 

これから社会人になるわけですし、電車に二ヶ月も乗らないことはほとんど無いと思います。なので、貴重な経験として、こうしてブログに書きました。言葉にできないほど、新鮮でした。

 

これからちょっと都心に行きますが、いろんな驚きがあるでしょう。楽しみです。でも、気を付けます。

 

こういう気づきは、あとで、歌になるでしょう。

 

ではまた。

 

 

 

 

いいのか

このままでいいのかと、常に思っています。それは脅迫のようではなく、ささやきです。

 

運転免許とらなくて、いいのか。

料理できなくて、いいのか。

自粛期間中運動しなくて、いいのか。

ブラインドタッチできなくて、いいのか。

短歌のクオリティはこのままで、いいのか。

いろんなこと、できなくて、いいのか。

 

常に思います。でも、ちょっと考えて、適当な理由を付けて、「いいのだ」にしてしまいます。それじゃなにも変わらないけど、それでいいのだ。

 

できないことを、自覚することが大切なんです。自分がこんなにも「できない」ことをしっていると、人に優しくなれます。自分にはできないことができるって、すごい、って感じで。

 

できないからと言って、悲観的にならないで、「次できるようになるべきこと」「目標」として捉え直すと、もっといいです。

 

そういうふうに、日々自分と闘っています。ってのは大袈裟で、昨日よりは今日の方が、何かしら幅が広がっていればいいなと思って生活しています。

 

どこか遠い、見知らぬ誰かの参考に、少しでもなればいいなと思います。

 

 

カバン背負って、スーツ着て、時々私服のカラフルな奴もいて、ヤドカリみたいです。

 

ではまた。

ことばのはなし

東京アラート、発令ですね。強制力はないらしいですが、東京アラートかあ、って思いながら外出するのは楽しくないと思うので、すこしは外出者も減るのかな。

 

さて、コロナ流れで、言葉を通じた、概念の広がりを感じます。わかりづらいですね。キャッチーなフレーズによって感染拡大防止の考えが広まっているように感じる、ということですね。あれ、まだわかりづらいかな。

 

具体的に言えば、「東京アラート」という話題性のある言葉で、なんとなくやばいと思わせて、外出を控えさせるってことです。

「三密」ということばを知らなければ、僕たちは密集空間に危機感も感じなかったでしょうし、「新しい生活」いう言葉が広まることによって、今までの生活に戻ろうとすることに伴うストレスを和らげられますね。

 

全く新しい行動を呼びかけるには、一般的な会見のように、キャッチーなフレーズなしに「こうしてください」というよりも、「三密」「不要不急の外出」「東京アラート」のように、フレーズをつけた方が、いいんです。たぶん。

 

まあとにかく、名前をつけることで、新しい行動が広がりやすくなるようです。よく考えれば当たり前なのかもしれませんが、ありがたい機能だなあと思いました。

 

僕は、文学部ですから、ことばの目線でコロナのニュースを見ていて、こういう気づきを得ました。

他にも偉い人の会見を見たりして演説の勉強をしたりしています。安倍首相、叩かれていますが、演説ではかなり配慮の行き届いたいいこと言っています(ライターがいるのかもしれないが)。悪い人じゃないと思います。

 

柄にもなく真面目な話をしました。真面目な話をすると、なんとなく夕立の気配がするので嫌なのです。自分の話が嵐を呼ぶんじゃないかと、心配になっちゃいます。

 

  • 友人の宇宙船打ち上げ成功も見出しの一つ未来に生きる 明日郎

 

この歌は、もうちょい、改良したい。

 

それでは。

 

夜の連作チャレンジ(寝落ち)

夜9時ごろにすこし寝てしまって、寝られる気がしないので短歌を考えます。

先生が連作は自由だ、みたいなことを仰っていたので、自由に詠んでみましょう。

 

  • カレンダーの今日を斜線で消すという日課を終えて明日へとゆく

 

  • パチパチと弾ける我が家の雨どいの姿かたちが思い出せない

 

  • パソコンもコロコロ寝息を立てており雨どいとわれが取り残される

 

  • ああこれは終電の音

 

…ここで寝落ちしました。なにを根拠に終電と判断しようかなーって考えていたら、ね、案外寝られちゃいましたね。

 

昨晩の頑張りとして、投稿しておきます。

すこしずつ

すこしずつ、このブログが見られ始めているような気がします。

昨日頑張ってタグ付けしたり、渾身の一首とか言って大袈裟な宣伝したからでしょうか。

ともあれ、ありがとうございます。

 

僕は無害な人間なので、どうぞくつろいでくださいね。

 

非常事態宣言が解除されて、今朝は満員電車が復活したみたいで荒れていましたね。僕も満員電車は嫌いなので、なくなればいいなとは思っていましたが、そう簡単にはいきませんね。

 

でも、僕が社会人で、会社の体質が変わらないようであれば、きちんと上司に言います。Twitterで文句は言いません。Twitterで文句を言っても、満足しませんが、上司に直接伝えたのであれば、結果がどうであろうと、リアクションをもらえて、納得できると思います。僕はそっちの方が賢いと思いますね。

 

以上、雑談でした。

一年前くらいに作った、電車にまつわる歌を披露します。

 

  • 小田急が海をはこんでくるように君が走り来れば 潮騒 明日郎

 

小田急線は海と新宿を結ぶ路線です。車体も青くて、僕はとても好きです。

どうでしょうか。なにかリアクションをくれると嬉しいです。

 

おしまいです。

短歌読んでるとね、欲が出てきます。めちゃくちゃいい歌を詠んで世界を征服したい(わりと真剣)って思います。根拠はないですが、他の歌人も、そう思ってるんじゃないかなあ。

 

これは自分の中でかなり好きな歌です。披露しちゃいます。

 

  • 郵船の採用説明聴く友の瞳に海が宿りはじめる 明日郎

 

どうですか、いいですか? 就職活動での一コマです。この時期、人の人生は簡単に変わるなって思います。広告系の説明会に行ってコピーライターになりたくなったり、出版社の説明会に行って編集者になりたくなったりします。自分の人生を自分で決める感覚をすごく感じるという、面白い時期だと思います。

 

でも、人生を変えるポイントはそこら中にあるんでしょうね。僕は大胆な決断をしないタイプですが、チャンスを掴み取るために目はいつも光らせています(つもりです)。

 

「チャンスの神様には前髪しかない」という言葉があるらしいです。なんとも残念な神様ですが、チャンスの神様の後ろ髪は引けないということです。後頭部ハゲなので。

 

「あ、チャンスだったな」ではなくて、「あー来た来た、チャンスきたなーよし! 取った!」これがいいわけです。

 

相変わらずノープランな文章でした。お付き合いありがとうございます。明日も欲まみれで頑張りましょう。

寝てました

ブログ更新しようかなーと思ってごろごろしていたら、寝てました。

 

短歌を投稿しようと思ってたのですが、「いやこの歌はもっと良くなるな」とか言って考えてたら、……タイムスリップですね。幸せだったのでオーケーです。

 

ところで、コロナウイルスが話題ですね。話題というより、ヤバイですね。

で、コロナウイルスや、その一連の流れで、短歌を詠んだ歌人は少なくないと思います。

僕も詠みました。

 

  • ビートルズのごとく歩める家族あり コロナの春の横断歩道 明日郎(わたしです)

 

これねえ、面白いでしょ。コロナウイルスが生んだ奇跡です。四人家族が縦一列になって横断歩道渡ってたんですね。ピンとこない人は、「ビートルズ 横断歩道」で検索してください。有名なジャケ写です。

 

最近、君が何を伝えたいのかわからないというようなことを短歌の先生から言われました。で、この歌も、ちょっと説明的すぎて僕の情感が入っていないように思いますが、一応先生の目は通ってます。何が良くて、何がダメで、あるいはそんな良し悪しなんてないのかわかりませんが、今のところは、ユーモアがあるからこれはこれでいいと解釈しておきます。