いそいそ/文学部生の短歌と日記

短歌とそのほかです

気づき1

気づいた。

良い短歌はだいたい現実的だなと思いました。現実の、現実めいて、現実すぎたところに、良い短歌があるみたいです。

 

理由は簡単で、現実って案外おかしいからです。テレビの横に観葉植物を置いたり、日本にいないはずの熱帯魚を飼っていたり、ね。空間のねじれがそこら中にあるんです。

 

で、ねじれたところに、不思議な力が生まれて、共感力を獲得します。共感力とは、「なんかわかる」と思わせる力です。

 

そうはいっても、僕はまだ勉強中の身なので、断言はできませんが、一応自分の中の現時点での答えとして、「現実性」を示しておきます。

 

僕の短歌は空想が多い。ちょっと前の記事に書いたが、よく嘘をつく。これがきっと、良くないんだろうな。

 

なので、これからはできるだけ現実的に歌おうと思います。たとえば、「君」と電話した時は、勝手に空に月を浮かべるんじゃなくて、実際に見ていた向かいの家の様子とか、んー、電柱とか? 室外機とか? あれ、現実に何してたか覚えてない。

 

日常生活で、どれだけ多くの情報を見落としているか、実感しました。いかんですね。

 

ということで、これから、確かに歩んでゆきますので、応援よろしくお願いします。

誰が見てくれているのかわかりませんが。

 

遠くのあなた、ありがとうございます。

 

それでは。